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「経済指標の発表前後は気をつけて」って言われても、いつが危ないのか、何を見ればいいのか、そこで止まってしまう人はほんまに多いと思うんですよね。
結論から言うと、発表の前後は「値動きを当てにいく時間」ではなく「順番に確かめる時間」として使うのがおすすめです。上がるか下がるかを予想するのではなく、日時・通貨・自分のポジションを決まった順で見ておくと、慌てにくくなりますよ。
この記事では、後輩のカーくん・うーくんと会話しながら、発表前後のチェックリストを作っていきます。
- 発表の前後は、スプレッドが広がったり、注文と違う価格で約定したりすることがある
- 確かめるのは「日時 → 通貨と重要度 → 持っているポジション」の順
- 直前に慌てて新規注文しない。発表後も値動きを自分の目で見る
内容は2026年10月4日に、XMTrading公式サイトと各発表元の公式ページで確認したものです。公式に書かれていないことは、断定せずに「確認してください」と書いています。
🕐 読了目安:約6分
発表の前後って、何が起きやすいの?

経済指標の発表って、値段が大きく動くんですよね。それって、チャンスなんじゃないんですか?
そう思う気持ちは分かる分かる。でもね、どっちに動くかは誰にも分からないんですよ。だから今日は「当て方」じゃなくて「確かめ方」の話をしましょう。
まず、発表の前後にどんなことが起きやすいのか、XMの公式の書き方で整理しておきます。
| 起きやすいこと | 公式の書き方(要約) | 初心者への影響 |
|---|---|---|
| スプレッドが広がる | 重要なニュース発表時、政情不安、予期せぬ出来事などで、平均スプレッドが広がる場合がある | ふだんより取引コストが高くなることがある |
| 注文と違う価格で約定する(スリッページ) | 重要な経済ニュースの発表時は市場の変動が大きくなり、注文がリクエストした価格と異なる価格で執行される場合がある | 思っていた価格で入れない・出られないことがある |
| 必要証拠金が一時的に上がる場合がある | 契約条件に、重要なニュース発表(例:米国労働省の雇用統計)の前や最中に、会社の判断で新規注文の必要証拠金を一時的に引き上げることがある、と定められている | 同じロット数でも、ふだんより多くの証拠金が必要になることがある |
ひとつ補足しておきます。公式ページにはニュース時もレバレッジはそのままとあります。一方、契約条件では、重要ニュースの前や最中に必要証拠金を一時的に引き上げる場合があると定めています。レバレッジの表示だけで必要証拠金も変わらないとは判断せず、最新の取引条件や案内を確認し、余裕のある資金管理をしてください。
値段が飛ぶだけじゃなくて、コストや必要なお金も、ふだんと同じとは限らないってことですね。
発表の前後は、ふだんと同じ値段・同じコストで取引できるとは限りません。
関連記事:XMの取引手数料とスプレッド、結局どっちが得?口座タイプ別に比較
チェック1・2 発表の「日時」と「どの通貨か・重要度」を確かめる

とりあえず、カレンダーを見ればいいんですよね。表示されてる時間、そのまま信じちゃっていいんですか?
カレンダーで見当をつけるのは大事です。そのうえで、発表元の公式ページでも1回見ておくと確実なんですよ。
チェック1:日時を2か所で確かめる
経済カレンダーは、発表の日時・国・重要度を一覧で見られる表です。XMの公式サイトにも経済カレンダーのページがあり、内容は一般的な情報で、投資の助言ではないと書かれています。
カレンダーで見当をつけたら、発表元の公式ページでも日程を確かめておきます。2026年10月4日時点で、各発表元が公表していた予定は次のとおりです。
| 指標・会合 | 発表元(公式ページ) | 公表されていた予定(2026年10月4日確認) |
|---|---|---|
| 米国の雇用統計(Employment Situation) | 米国労働省 労働統計局(BLS) | 次回は2026年11月6日、発表時刻は午前8時30分(米国東部時間) |
| FOMC(米国の金融政策を決める会合) | 米国連邦準備制度理事会(FRB) | 2026年10月27〜28日、12月8〜9日 |
| 日本銀行の金融政策決定会合 | 日本銀行 | 2026年10月29〜30日、12月17〜18日 |
| 消費者物価指数(全国CPI) | 総務省統計局 | 「公表予定」のページで日程を公開 |
※予定は発表元の都合で変わることがあります。取引の前に、最新の予定を発表元の公式ページで確かめてください。
米国の発表は、米国東部時間で書かれています。米国には夏時間があるので、日本時間に直したときの時刻は季節によって1時間ずれます。カレンダーの「日本時間」の表示と、発表元の時刻を両方見ておくと安心です。
チェック2:自分の通貨が入っているか、重要度はどうか
次に、その指標が「どの国の発表か」を見て、自分が取引している(取引しようとしている)通貨ペアに、その国の通貨が入っているかを確かめます。
- 米国の発表 → 米ドル(USD)を含む通貨ペア(例:USDJPY、EURUSD)
- 日本の発表 → 日本円(JPY)を含む通貨ペア(例:USDJPY、EURJPY)
重要度は、カレンダーに星や色などで表示されていることが多いです。ただし、その印は表示している会社が付けた目安なので、カレンダーによって付け方が違うことがあります。
日時を2か所で見る。自分の通貨が入っているかを見る。まずはこの2つですね。
最初に確かめるのは、「その発表の国の通貨が、自分の通貨ペアに入っているか」です。
チェック3 いま持っているポジションを見直す

僕、損切りの注文はちゃんと入れてあるんで、もう大丈夫ですよね?
入れてあるのは大事なことです。でもね、値段が飛ぶと、その価格ぴったりで決済されるとは限らないんですよ。公式にも、重要な発表のときは注文と違う価格で執行されることがあると書いてあるんです。
発表をまたいでポジションを持つかどうかは、ご自身で決めることです。ただ、決める前に次の数字を見ておくと、判断の材料がそろいます。
| 確かめること | 見る理由 |
|---|---|
| どの通貨ペアを持っているか | チェック2の「発表の国の通貨」が入っているかを照らし合わせるため |
| ロット数 | 値動きが大きくなったときの損益の大きさに直結するため |
| 証拠金維持率 | XMでは証拠金維持率が50%を下回るとマージンコール、20%まで下がるとポジションが自動的に決済される(ロスカット) |
| 損切り注文(逆指値)の有無と位置 | 入れていても、発表時は指定した価格と違う価格で決済されることがあるため |
| 待機中の注文(指値・逆指値) | 発表の瞬間に思わぬ価格で約定することがあるため |
注文を入れてあるかどうかだけじゃなくて、ずれたときにお金が足りるかまで見ておくんですね。
損切りの注文があっても、発表時は指定した価格どおりに決済されるとは限りません。
関連記事:XMのロスカット基準20%は危ない?日本のFX業者との水準比較で徹底解説
チェック4・5 直前の新規注文を急がない/発表後も値動きを確かめる

じゃあ、発表が終わるまで待っておけば安全ってことですか?
そこがよくある勘違いなんですよ。待てば安全、というわけではないんです。待つのは、状況を確かめる時間をつくるためなんですよね。
チェック4:発表の直前に、なんとなく新規注文を入れない
発表の直前は、スプレッドが広がったり、注文と違う価格で約定したりすることがあります。必要証拠金が一時的に上がる場合があるという定めもあります。「今のうちに入っておこう」と慌てて注文を出すのは、避けたい動きのひとつです。
チェック5:発表後も、スプレッドと値動きを自分の目で見る
発表直後も、実際のスプレッドと値動きを確認してから、次の行動を判断します。
| 避けたい動き | 理由 | 代わりにやること |
|---|---|---|
| 発表直前に、なんとなく新規注文する | スプレッド拡大・スリッページ・証拠金の一時的な引き上げがありうる | 日時と通貨を確かめ、注文するかは発表後の様子を見てから決める |
| 発表の数字だけを見て、すぐに飛び乗る | 方向は誰にも分からず、約定価格もずれることがある | スプレッドとチャートが落ち着いたかを先に見る |
| 「待てば安全」と思い込む | 発表後の状況は、実際のスプレッドと値動きを見ないと判断できない | 待つ間に、ポジションと証拠金維持率を確かめる |
発表のあともスプレッドとチャートを見て、それから自分で決める、ですね。
「待てば安全」ではなく、「待つ間に確かめる」と考えるのが大事です。
最後に、3人で作った「発表前後チェックリスト」をまとめておきます。
| チェック項目 | |
|---|---|
| □ 1 | 発表の日時(日本時間)を、カレンダーと発表元の公式ページの2か所で確かめた |
| □ 2 | その発表の国の通貨が、自分の通貨ペアに入っているか・重要度はどうかを見た |
| □ 3 | 持っているポジションのロット数・証拠金維持率・損切り注文を見直した |
| □ 4 | 発表の直前に、なんとなく新規注文を入れない |
| □ 5 | 発表後もスプレッドと値動きを見て、落ち着いたかを自分で確かめる |
なんか、当てなくていいって分かったら、ちょっと気が楽になりました。
仕組みと確認する順番を知っておけば、慌てにくくなりますよ。
発表の日は、値動きを当てにいかんでもええんです。確かめる順番を決めておけば、あわてずに済みますよ。
スプレッドや証拠金などの条件は変わることがあるので、取引の前にXMの公式サイトと、取引画面の表示で確かめてください。
FX取引は相場変動により損失が生じるおそれがあり、元本や利益は保証されません。
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よくある質問
経済指標の発表時間は、どこで確認すればいいですか?
経済カレンダーで日時・国・重要度を確かめ、発表元の公式ページ(米国の雇用統計なら米国労働省労働統計局、日銀の会合なら日本銀行など)でも日程を確かめると確実です。米国の発表時刻は米国東部時間で書かれていて、季節によって日本時間との差が1時間変わります。
発表の前に、ポジションは全部決済したほうがいいですか?
決済するかどうかは、ご自身の資金や考え方で決めることで、全員に共通する正解はありません。決める前に、持っている通貨ペア・ロット数・証拠金維持率・損切り注文の有無を確かめておくと判断しやすくなります。
発表の前後は、スプレッドが広がりますか?
XMの公式ヘルプセンターには、重要なニュース発表時などに平均スプレッドが広がる場合があると書かれています。また、市場の変動が大きいときは、注文した価格と異なる価格で執行される場合があるとも案内されています。

